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古くなった消防車を売却へ 入札にかける目的とは

佐賀市で古くなった消防車の入札会が行われます。どんな人が何のために消防車を買うのでしょうか。 佐賀市役所大和支所で13日、その品物は展示されていました。 ■加藤記者 「私が乗っているこちらの車が、佐賀市が売り出している消防車です」 2台の消防車は、佐賀市内の消防団で約20年使われていたもので、サイレンや赤色灯は、すでに取り外されています。 消防車に搭載されていた消防ポンプ2台も同時に売却されます。このポンプを購入したいという佐賀市内の建設会社の社員が下見に来ていました。 ■藤崎建設・納冨光次さん 「このポンプを会社として持っておきたい。災害が多いから、1台地元に、地域の人たちのために、地元の企業として貢献したい。」 ポンプの購入は、毎年のように起きる大雨被害に備えるためだと言います。 ■納冨さん 「災害でたまった水を、別のところに送り出すなど、使用目的がはっきりしていれば、能力的には高いので、入札で落札できればいいです。」 古くなった消防車の一般への売却は、全国の自治体で広く行われていて、佐賀県内では小城市が10年前から毎年入札会を開いています。これまであわせて22台が売却されたということです。 佐賀市では消防団の消防車は約20年ごとに更新し、これまで古いものは処分していました。しかし、まだ使えることや入札を行うことで消防団活動への関心を高めてもらう目的で、今回初めて消防車を一般に売却することにしました。 ■佐賀市危機管理防災課・古川達哉さん 「走行距離1万キロ程度。一般の用途としては使えるのではないかと、リサイクルという観点からも、いろいろな有効活用を見出してもらいたい。」 佐賀市は、過去に信号機の入札会を開いています。信号機マニアや保育園などが参加し、出品された12基のうち9基が売却されました。その落札総額は23万8000円でした。。 今回の消防車については「会社敷地内の移動で使いたい」など、すでに5件の問い合わせがあるということです。 入札会は、2月5日午前11時から佐賀市役所大和支所で行われ、市内外を問わず誰でも応募可能です。

佐賀 2022.01.14 17:52